営業は人に任せた方が良い、という話。5

昨今の人材不足。
実際には誤解されている部分もあると感じるが、営業職に魅力を感じる若い世代が極端に減っている現状がある。
高額なインセンティブを追い求めるギラギラ系の若者たちは、ネット配信や起業に興味を持ち、そちらへ向かっているのだ。
この企業では、入社後にまずは半年間の契約社員としてスタートし、一定の基準を達成した場合に正社員として採用する流れを取ってきた。 設立当初は、人手不足の波がそれほど押し寄せていなかったため、雇用契約のインセンティブは効果を発揮していたが、2000年を過ぎたあたりからは求職者に有利な状況となり、従来の手法ではまったく人材が集まらなくなってしまった。わざわざ、迷惑がられることもある無形商材、新規、電話営業というフィールドに若者が足を踏み入れることもないのだ。2:6:2の法則でいうと、会社に利益をもたらすのは全体の2割程度に過ぎない。篩にかけるための優れた人材が集まらなければ、何の成果も得られないのである。3つ目は・・・
次回へ続く。

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